Scratch2(スクラッチ2)でシューティングゲームを作ろう(6回目)最終回
myway@おじさんです。
前回の続きです。
今回は、点数の表示とゲームオーバーのプログラムを作ります。
これで「シューティングゲームを作ろう」は最終回になります。
動作環境について
OS:MAC OS X(Windowsでも操作はほとんど変わりません)
エディタ:Scratch offline editor(ver.454)
1.準備
前回保存したプロジェクトを開いて下さい。
画面左上の「ファイル」をクリックしてから、「ひらく」をクリックして、プロジェクトを開いて下さい。
2.点数のへんすう
点数を表示するために、へんすうを作ります。
画面左にへんすうが表示されます。
表示している場所が、画面の真ん中だったら、ドラッグして、画面のはしにおきます。
3.点数のプログラム
まずは、緑のはたをクリックした時に「0」を設定するプログラムです。
「スプライト」の左にある「ステージ」をクリックします。
てんすうに「0」を設定するプログラムは、この「ステージ」に作成しておきます。
これで、ゲーム開始時に、てんすうが「0」に設定されます。
4.タコのプログラム
次は、タコが弾に当たった時に点数を追加するプログラムです。
タコに弾が当たった時のプログラムに「てんすうを1ずつかえる」ブロックを追加しました。
5.ゲームオーバーのプログラム
シューティングゲームのゲームオーバーと言えば、「タコ、もしくは、タコから発射した弾に当たった時」になると思います。
まずは、タコのプログラムです。
弾を発射するかどうかのプログラムの後に、「もしSpaceshipにふれたら」のブロック一式を追加します。
メッセージ「ゲームオーバー」は「イベント」にある「...をおくる」ブロックから作ってください。
次は、タコから発射された弾のプログラムです。
「10ほうごかす」の後ろに、「もしSpaceshipにふれたら」ブロックを追加しています。
最後に宇宙船のプログラムになります。
メッセージ「ゲームオーバー」をうけとったらスクリプトをとめて、操作できないようにしています。
では、動かしてみましょう。 緑のはたをクリックします。 シューティングゲームにはなったでしょうか?
それと、今回も動画がありますので、よければ、参考にしていただければと思います。
初登場したブロックについて、簡単ですが説明します。
このブロックは、スプライトに吹き出しを表示するブロックです。
このブロックは、プログラムの動作をとめるブロックです。
ちなみに、「スクリプト」はプログラムの意味で、このブログでは、「プログラム」と書いていました。
「スクリプト」が正しい表現ですので、覚えておいてください。
説明は以上です。
ゲームとしてはまだまだで、未完全な部分があるので、オリジナリティ溢れるゲームにしてみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
<<シューティング(5回目) |