mywayなプログラミング生活ブログ

プログラミング関連の記事を書いています。作る様子がわかる様に動画も作っています。

Scratch2(スクラッチ2)でモグラたたきゲームを作ろう(5回目)最終回

myway@おじさんです。
今回は、スコアとタイマーを作りたいと思います。

動作環境について
OS:MAC OS X(Windowsでも操作はほとんど変わりません)
エディタ:Scratch offline editor(ver.456)

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1.準備

前回保存したプロジェクトを開いて下さい。
画面右上の「ファイル」をクリックしてから、「ひらく」をクリックして、プロジェクトを開いて下さい。

2.へんすうを作る

まずは、へんすうを「3つ」作ります。

(1)「スコア」
このへんすうは、何回たたいたかを持っておくへんすうです。
へんすうを作ったら、ドラッグして、画面のはしにおきます。

(2)「タイマー」
このへんすうは、ゲームがはじまってからの「びょう」を入れるへんすうです。
このへんすうも、ドラッグして、画面のはしにおきます。

(3)「おわり」
このへんすうは、タイマーがおわったかどうかの判定に使います。
作ったら非表示にしておきます。

イメージはこんな感じです。

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赤いところが作ったところです。

3.「ステージ」のスクリプト

ステージのスクリプトです。

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赤いところが作ったところです。

1つめは、へんすう「スコア」と「おわり」に「0」をいれるブロックを入れます。
これで「緑のはた」をクリックするたびに、はじめの状態に戻しています。

2つめは、「タイマーをリセット」から下のブロックです。
タイマーをリセットしてからタイマーを表示し、10びょうたったら、へんすう「おわり」に「1」を入れています。

それと、くりかえしの中にある「きりさげ」ブロックについて少し説明します。

このブロックは小数点以下の値をけすブロックです。
「タイマー」には、小数点以下の値があるので、この「きりさげ」ブロックを使って小数点以下を表示しないようにしています。

4.「Beetle」のスクリプト

「おわり」になれば、動かなくして、「Magic Wand」でたたいたら、スコアをふやすようにします。

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赤いところが作ったところです。

1つめは、「ずっと」ブロックを「おわり=1までくりかえす」ブロックに変えています。
これで、「おわり」になれば、「Beetle」の動きがとまるようにしています。

2つめは、「1から5までのらんすうびょうまつ」ブロックが動いている途中に、へんすう「おわり」が「1」になったときの対策です。
これがないと、10びょうたっても「Beetle」が動き続けてしまいます。

3つめは、「スコアを1ずつかえる」ブロックを追加しています。
これで、「Beetle」が「Magic Wand」に当たればスコアが増えていくようにしています。


では、「緑のはた」をクリックして、動かしてみます。

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「Beetle」をたたけば、「スコア」がふえて、10びょうたてば、「Beetle」が動かなければOKです。


これで、モグラたたきゲームは終わりです。
作ったら、必ず、「ほぞん」をするように心がけて下さい。

それと、今回も動画がありますので、よければ、参考にしていただければと思います。

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最後まで読んで頂いてありがとうございます。
皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。

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