Scratch2(スクラッチ2)でモグラたたきゲームを作ろう(4回目)
myway@おじさんです。
今回は、「Magic Wand」で「Beetle」をたたく動きを作りたいと思います。
動作環境について
OS:MAC OS X(Windowsでも操作はほとんど変わりません)
エディタ:Scratch offline editor(ver.456)
1.準備
前回保存したプロジェクトを開いて下さい。
画面右上の「ファイル」をクリックしてから、「ひらく」をクリックして、プロジェクトを開いて下さい。
2.「ステージ」のスクリプト
スクリプトを作るまえに、少し説明です。
「Magic Wand」を「ふった」「ふってない」の状態は「へんすう」で持っておいて、「Beetle」でそのへんすうを使って、あたり判定を行います。
では、「ステージ」のスクリプトです。
はじめに、へんすう「ぼうをふった」を作っておきます。
次に、ステージのスクリプトの最後に「ぼうをふったを0にする」ブロックを追加します。
これは、へんすうの初期化(しょきか)といって、へんすうを使う前に、準備しておくスクリプトです。
へんすうを使う場合、この初期化をしておく事で、バグが出にくくなるので、必ずしておいた方が良いです。
3.「Magic Wand」のスクリプト
「Magic Wand」をふった時(スペースキーを押した時)にへんすう「ぼうをふった」に値を入れます。
「左に90どまわす」と「0.2びょうまつ」ブロックの間に「ぼうをふったを1にする」ブロックを追加し、「0.2びょうまつ」と「右に90どまわす」ブロックの間に「ぼうをふったを0にする」ブロックを追加しています。
これで、ぼうをふっている間は「ぼうをふった」に「1」がはいる状態になります。
4.「Beetle」のスクリプト
「Beetle」が頭を出している間、「Magic Wand」でたたかれたら、「いて!」といって、「Rocks」にかくれるようにしたいと思います。
まずは、へんすう「ループカウンター(ローカル)」を作ってください。
へんすうをつくるとき「このスプライトのみ」をえらんで作ってください。
このへんすうは、スクリプトをくりかえし動かすためのへんすうになります。
今回、「Beetle」に「Magic Wand」があたったら、「Beetle」がすぐ「Rocks」に隠れるようにするため、このへんすうを使います。
スクリプトで変わったところは、「1びょうまつ」のブロックが、「ループカウンター(ローカル)を10にする」から「ループカウンター(ローカル)=0までくりかえす」ブロックまでがおきかえました。
要点として2点あります。
1点目は、「1びょうまつ」を「0.1びょうまつを10回」に変えています。
「1びょうまつ」ブロックだけでは、「Magic Wand」のあたり判定ができませんので、へんすうをつかって「0.1びょうまつを10回」にかえて、その中であたり判定をしています。
2点目は、「Magic Wand」があたったら、すぐ、くりかえすスクリプトを終わらせています。
くりかえすブロックの前に、へんすう「ループカウンター(ローカル)」に「10」を入れて、くりかえす回数を入れていますが、それと合わせて、「Magic Wand」にあたったら「0」をいれて、くりかえしのスクリプトを終わらせています。
では、「緑のはた」をクリックして、動かしてみます。
「Beetle」が頭を出した時、スペースキーをおして「Magic Wand」ふってみてください。
「Beetle」が「いて!」といって「Rocks」に隠れれば、OKです。
今回はここまでです。
作ったら、必ず、「ほぞん」をするように心がけて下さい。
それと、今回も動画がありますので、よければ、参考にしていただければと思います。
次回は、スコアとタイマーのスクリプトを作りたいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
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