mywayなプログラミング生活ブログ

プログラミング関連の記事を書いています。作る様子がわかる様に動画も作っています。

Scratch2(スクラッチ2)で雪が降るアニメーションを作ろう(後編)

myway@おじさんです。
前回の続きで「Snowflake」の速さと大きさ変えて、雪が降っているようにしたいと思います。

動作環境について
OS:MAC OS X(Windowsでも操作はほとんど変わりません)
エディタ:Scratch offline editor(ver.456)

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1.準備

前回作ったプロジェクトファイルを開いて下さい。

2.「クローンされたとき」のスクリプト

「らんすう」を使って、クローンされたスプライトの速さと大きさに変化を持たせます。

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赤いところが作ったところです。

・へんすう「そくど」について、「らんすう」を使い、変化を持たせています。

・へんすう「そくど」が「5」より大きい(6または7)の場合、「まえにだす」ブロックを使い、ねこの前に表示させます。
「5」以下であれば「1そうさげる」ブロックで、ねこの後ろに表示させます。
こうする事で、奥行きを表現しています。

・「おおきさを1+そくど%にする」ブロックでは、そくどが早いほど、大きくしています。
これで、「遠近感」を出しています。

3.ブロックをつくる

今のままだと、「緑のはた」をクリックした直後は何も表示されていません。

そこで、「緑のはたがクリックされたとき」にはじめの表示をしたいと思います。
しかも、一度に表示させたいと思います。

そこで使うのが「その他」にある「ブロックをつくる」を使います。

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ブロックのなまえを「はじめのひょうじ」としています。
オプションの「がめんをさいびょうがせずにじっこうする」にチェックを入れています。
このオプションを使う事で、一度に表示させる事ができるようになります。

4.「Snowflake」の「緑のはたがクリックされたとき」

次に「緑のはたがクリックされたとき」のスクリプトです。

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まず、「おおきさを10%にする」ブロックを消しています。
それと、「はじめのひょうじ」ブロックを追加しています。

5.「はじめのひょうじ」ブロック

「はじめのひょうじ」のスクリプトです。

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「xざひょうを...」ブロックに「らんすう」を入れて、クローンを作るようにしています。


では、動かしてみます。
「緑のはた」をクリックします。

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大きさや速さが違う「Snowflake」が上から下に降ってくればOKです。

これで、雪が降るアニメーションは終わりです。

ちなみにですが、スプライトを変える事で、星や雨も表現できると思います。
一度、チャレンジしてみてはどうでしょうか?

それと、今回も動画がありますので、よければ、参考にしていただければと思います。

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最後まで読んで頂いてありがとうございます。
皆さんに少しでもお役に立てれば幸いです。

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